編集発行人
有限会社アクア 代表取締役 西川松男
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第2号(平成17年10月1日発行)
実りの秋がやって参りました。昔は松茸とフグの旬の季節がギリギリ合致する時がほんの一瞬あり、 それらを同時に、食べるのが最高の幸せと私は思っておりました。今はいつでもどちらもあるので、 以前ほどおいしいとは思いません。みなさんいかがでしょうか。さて遅くなりましたが、第2号を発行致します。
先日NHKスペシャルで中高年の孤独死のテーマのドキュメントを見ました。年金のもらえる年までの間での会社の倒産、 あるいは病気による失業プラス妻との死別か離婚などによる孤独が重なって、誰にも看取られず亡くなっている人が、 この団地では過去2年間で20数人いるそうです。
するやる課を作った松戸市の団地での出来事です。死んだ人はTVでは、すべて男でした。金不足、孤独、病気が重なると 男って弱いものですね。ところで自殺の三大原因は金不足、精神的悩み、病気だということですが、孤独と精神的悩みの違いが、 最後まで生きようとしたのに、生きられなかったのと自殺の違いと言うことになるのかな?
65歳になれば年金などが支給されるが、それまでの間、仮に少しでも働ける状態ということになれば、 役所ではなにもしてくれない。法の狭間である。全く恐ろしい現実なのだ。
番組の中で登場している人の若い頃の写真が出てきた。希望ある未来を見つめている様子がよけいに寂しく悲しくなった。
こうしている私も、もしやそうなる可能性もあるのではと思う。そんな時今の現在そんなときに備えてどう準備すればよいか、 またこのドキュメントを見て、私としてなにが私なりに少しでも人々に役に立てるのかを考えた。 まず自分はやはりささやかでも3つの健康(金、心、体)を持つべきと思った。そして人には、何をすればよいか?
昔、映画を見るのが好きというのが恥ずかしかった。映画からは受動的で見る人は何も考えていないからアホといわれそうで・・・でも、 ある人に映画は文化を伝えている、観る人がいなければ文化も伝わらないのでは?といわれてそうだと思った。
映画を観て参考になることも多々ある。例えば、自分の感情がイライラして何か聞かれれば、今にも爆発しそうな時、 いつもの私ならうるさいといったりするが、映画では「申し訳ないけど今ブルーなのだから、これ以上今聞くのをやめて」 なるほどと思った。又、知らない世界に連れて行ってくれたり、自分がいろんな主人公になり、愉快になったり、そんな素敵な映画をいっぱいコレクトしている。大まかだけど、今はドラマ映画で8000本以上かな、毎日録画したのを50音別に区分けするのに約3時間位かかる。そうこうしている内に政治、健康、歴史、旅、美術、音楽と多くの分野を録画して、しまっている有様であり。興味ある物が多すぎで困っているが、気になるものから暇を見て観ている。冒頭のドキュメントもその1つである。キメタ!!
これらを希望する人に観てもらうチャンスをもうけて、3つの健康の1つを少しでもリラックスして、 人の役に立てるようになればと思っている。(前回の約束のテーマ作れなくてすみません。 次回必ず・・・あまりにも中高年の死のドキュメントが考えさせられたので・・・)
本当に洗えているの?...西川松男
排水管の洗浄を業にしてもう29年近くになろうとしています。最初は業者も珍しく、営業に行って仕事の内容を 理解してもらえば、ほとんど受注させていただきました。でも、近年私たちのような会社を勤めた人が独立したりして、 文字通り雨後のタケノコのように乱立しております。あるマンションの排水管の洗浄にしても、1戸当たりの洗浄時間も考慮せず、 ただ値段だけで決めているように思います。
でも技術的な裏付けが出来ているのでしょうか。これは1つの例です。何度も詰まる配管内の白い油の塊を、 いったいどれだけの水圧で汚れが取れるのかを調べました。油の塊の上に約1cuの棒を立てて、その上にバケツをのせ 除々に水を入れて増やしていきました。なんと10リットルでも壊れないのです。今、 主流の高圧ジェットのノズルはどれくらいの圧力があるのでしょうか。
実測しましたプランジャー元圧で160kg/cuでホース10m延長のところで、6穴のノズルでノズルの水圧を 特殊な圧力測定器にて計測して最高で2.3kg/cuくらいなのです。つまり、場合によっては横引管が詰まっていた場合、 先ほどのデータからすると、普通のやり方では汚れは取れないのです。
さて、どうしたらとれるでしょうか。
一般的に詰まっているのを直す場合は、詰まりが直るか直らないかで、仕事ができているか否かわかりますが、 排水管の定期清掃のような場合、短い目で見ればどんなやり方でも変わらないように見えますが、 やり方によっては効果ないのです。この辺をはっきり業者に聞き調べる必要があります。 水圧、水量、どこまでホースが入っているの。何分間洗うの、どこから洗ったのか、又使用するホースの太さ、 長さ、耐圧などをちゃんと答えられればその業者は合格です。聞いてみてください。
借金に関する法律...司法書士 西川知樹
日々テレビ、雑誌、新聞等を見ながら消費者金融に関する宣伝、広告を見ない日はない今日この頃、 借金に関する法律をお話したいと思います。
法律の話になってしまうのですが、日本における借金に関する法律は2つあり、1つは利息制限法、そしてもう1つは出資法です。
まず、利息制限法とは、元本が10万円未満の場合は年20%、元本が10万円以上100万円未満の場合は年18%、 元本が100万円以上の場合は年15%と上限金利を定め、超過部分を無効としている法律で強行法規です。
一方、出資法とは、賃金業者が29.2%(昔はこのラインが年109.5%でした。これが順次年54.75%、 年40.004%と下がり、現在は年29.2%となっています)を超える利息の約束をしたときについて刑罰を定めています。 つまり刑事上違法となる(犯罪となる)ラインは年29.2%超ということになります。
ここで、お伝えしたいのが、多くの消費者金融が融資を行う際の約定金利の多くが違法なものであることは、 あまり知られていないということです。つまり、現行法上、利息制限法には罰則規定がないので、利息制限法超過の利率で 貸付をしても刑事罰はなく、多くの消費者金融は18〜29.2%の間(通常この間をグレーゾーンという)で 貸付けを行っているということです。
しかし、多くの消費者金融側は言い分として、貸金業規制法という法律の第43条を根拠にみなし弁済が認められるので、 そのグレーゾーンの金利は有効であると主張してきます。ところが、現状として、ほとんどの場合、このみなし弁済は 裁判において認められず、結果として利息制限法違反となっています。そのせいか、今日、銀行系の消費者金融は、 利息制限法の上限金利で貸し出しをしています。
利息制限法違反となれば、取引当初から借主が今まで払ってきた制限超過利息は元本に充当されることになります。 具体的には、利息の計算は、借入又は返済を行った日から次回までの借入又は返済までの期間に応じて直前の残元本を基に 日割計算されます。制限超過利息がその時の元本に充当されるだけでなく、その次の利息計算の基となるその元本が減ることによって、 案件や消費者金融との取引期間にもよりますが、利息制限法の上限金利に引き直すことによって、100万円を超える 払い過ぎの場合もあります。この場合、その消費者金融に不当利得返還訴訟を提起することによって、その払い過ぎの分を 返してもらうことになります。
最近、新聞に掲載されていたのでご存知の方も多いと思われますが、今年の7月25日に消費者金融大手「アイフル」を 相手に利息制限法の規定を超える金利を支払わされたとして全国28府県の448人が92カ所の地・簡裁に不当利得金及び 取引履歴の不開示による慰謝料として請求総額が3億4100万円の返還を求める裁判が起こされました。これは、 まさに上記の理屈に基づくものです。
インターネットのホームページで掲載されていますが、大手消費者金融の融資残高が1兆円を超えている今日、 その中には、利息制限法超過利息で得られた金員も含まれており、一方で、法律上払わなくてもよい借金が払えなくて、 借金苦を原因に自殺する人のことを思うと非常に何ともいえない気持ちになると共に、早く法整備を実現して欲しいと 切実に願う次第です。
新会社法について...税理士 西田啓治
先の国会において「商法第二編(会社)」と「有限会社法」「商法特例法」がまとめられ新たに「会社法」が 制定されました。来年18年5月の施行予定です。内容は979条からなる法律ですが、主な改正点は
1.有限会社制度がなくなり、株式会社に一本化されます。従来の有限会社は「特例有限会社」として維持継続されます。
2.会社の機関設置(取締役会、取締役、監査役)などを会社の意思により選択し、定款自治による会社運営ができます。 (会社自身で決めた会社組織 機関は、そのルールを守らなければ罰則が適用されます)
3.すべての株式会社の決算書は、従前の大会社zと同じように、官報や日刊新聞又はインターネットのホームページに 公告しなければなりません。今のうち株式会社を有限会社に組織変更しておくのも一考です。 (罰則は100万円以下の過料 官報掲載料は8万円程度)
4.会計参与制度の創設
上記3により、決算書を外部に公告するにあたりその内容の信憑性を保証する制度として会社に取締役、監査役と並んで 「会計参与」という役員を任意で設置できます。「会計参与」は税理士又は公認会計士でなければなりません。 「顧問税理士」が「会計参与」に就任できますが、前者は外部業務委託であるのに対し後者は内部役員ですので、 その係わり方に差異が生じます。又この制度創設に伴って「中小企業の会計に関する指針」が制定され、 「会計参与」はこれに従って決算書を作成することになります。この「指針」に準拠するにはかなりの労力、 日数を要しますので費用負担が見込まれます。外部から特に要望がない場合は、設置を選択しないのをお勧めします。
5.会社の種類の見直し
株式会社 合同会社 合資会社 合名会社の4種類になります。合同会社は新しい制度で、資本持分が金銭だけでなく 他の要素も勘案して決める会社です。
その他の改正点については、当職も研修 情報収集中ですので上記をとりあえずお知らせいたします。
間違いについて...中島茂(アスカ情報)
パソコンを使って物事をするときに必ずしなくてはいけないことが「入力」です。メールをするにも 本文や宛先を入力するし、インターネットでもアドレスを入力しないと目的のホームページを見ることが出来ません。 それぞれ「入力」が簡単に出来るよう工夫されていますが、基本的にはキーボードから入力しなければなりません。
アプリケーションや業務ソフトにおいても、入力→処理→出力、という図式は変わりません。入力は人間がします。 そこで問題なのが「誤入力」です。ご承知の通り人は間違いをしてしまいます。数少ないデータでかつ細心の注意を 払って入力すれば間違いなしに入力できるでしょう。もっと多くのデータを注意しながら入力する、出来るかも知れませんね。 でもとても疲れます。朝から晩までずっと入力作業して何一つ間違えない、考えられませんね。やはり人間の注意力には 限界があります。そこでアプリケーションや業務ソフトではシステムとして、間違いに対しての対策が必要になってきます。
まず間違いを未然に防ぐことです。例えば数字を入力する欄に数字以外を入力すると、アプリケーション内では処理が 出来ないのでエラーが起こります。そこで初めてエラー警告を出すのではなく、次の処理に入る前に入力をチェックし、 「数字じゃないですよ。」と警告するほうがより親切で早い処理になります。もっと進んでその欄で数字以外のキーを押すと、 すぐ警告音で間違いを指摘すればより親切です。そうすれば、原稿を見ながら長々と間違った入力をし、 入力完了して画面をみて初めて間違いに気付く、そういった徒労もなくなります。数字の桁を間違えて とんでもないデータが出力された、よくある話ですね。この場合も初めから分かっていることなら入力チェックすべきです。 32月58日なんてないですよね。月の入力を求めるなら、最低1〜12以外は再入力を求めるべきです。 その他の数値でもあり得ないものは最初から排除すべきでしょう。
間違って入力した場合の「訂正」も重要です。間違いを訂正できないのは論外ですが、 (といっても過去にそんなソフトを見ましたが)、「間違った入力を容易に探せるか」、「間違った入力場所へすぐ移動できるか」、 「再入力は簡単か」、などが重要はことです。かといって、どこでも何でも、エクセルの保護していないセルのように 安易過ぎるのもどうかと思いますが。
業務ソフトでは長時間入力することが多いようです。作業効率を考えると、漢字入力の時は最初から日本語入力をONにする。 数字のときは日本語入力をOFF固定にする。文字数や桁数は明確にする。入力完了後は次の入力欄に自動的にカーソルが移動する。 長い桁の数字は位取りして表示する。など、ソフト開発においては使う人の立場にたった配慮が必要でしょう。
保険の話2 ...勝永一嘉
ある奥様が原付で走行中、大型トレーラーの突然の幅寄せで巻き込まれそうになり、これを避けるため 道路下の畑に飛び込んでしまいました。
けがの状態はひどく左手、右足に後遺症が残ってしまうほどのものでした。相手の保険会社は過失割合に不満があり調査を 入れることになりましたが、結局過失100%を受け入れてくれました。
それからは相手の応対もかわり、何度もお見舞いをしてくれるようになり、奥様もその丁寧な対応に満足されているようでした。
ところが、1年経ったころ奥様から悲痛な電話が入りました。保険会社から電話があり「病院がもう完治したと言うので、 今後の治療費は一切払えない」と言ってきたとのことでした。私は、これまでの対応状況の報告をつねに受けていましたので、 この保険会社は「危ないことをやるな」と思いました。
そして、「今すぐ病院にいって○×△してきてください。」と指示しました。そうしましたら翌日、あわてた保険会社から 十分治療を続けてくださいと連絡が入りました。
それから6ヶ月後、病院と相談のうえ後遺障害の診断書を保険会社に提出しました。それに対する保険会社の回答金額は 550万円でした。最初の交渉で50万円の上乗せ提示があり、2度目の交渉でさらに50万円の上乗せが提示されました。 そして、これ以上は1銭も出ませんし、裁判をされても変わることはありませんと、最後通告がされました。(合計650万円)
私は、その報告を受け予想はしていましたが「ナメタラアカンゼヨ」と映画言葉になってしまいました。
そして、不安そうな奥様を尻目に、保険会社から指定の資料を取り付けてもらうように指示しました。
この資料をうちの査定で計算してもらいますと、概算1500万円ということでした。じゃ、弁護士を入れましょうと 着手金30万円を用意してもらい、その日に委任することになりました。
2週間後、弁護士から1750万円で決着がついたと連絡がありました。但し、弁護士の成功報酬は200万円でした。 ただ、一部は奥様の契約されている弁護士費用特約から150万円が出ましたので、最終的には650万円の提示額から1670万円の 受取額に変わったことになりました。
私はポカンとされている奥様から質問を受けました。
「どうしてそんなに金額が違うのですか」
私は説明しました。
「保険会社の提示金額も間違ってはいないのです。ただ、最低保障の金額を出してきただけです。 それに対し、奥様の弁護士は最高保障の金額を請求しただけです。」
また、奥様から質問を受けました。
「どうして、こんなに早く解決したのですか」
私は答えました。
「あの時、奥様は大泣きしながら病院に走ったでしょう。それでびっくりした病院の先生が保険会社を呼びつけて、 どうしてそんな嘘をつくのかと保険会社の責任を追及したでしょう。その記録が残っているのに、 裁判なんかにできるわけないでしょう。」
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